児童福祉問題集②【保育士合格への道】

~保育士問題~児童福祉編2~

児童福祉に関する「予想問題集②」をまとめています。問題例としては、児童福祉施設の専門職、保育所の規制緩和、次世代育成支援対策推進法の基本理念、施設とその設置根拠となる法律、ひとり親家庭に対する施策です。

【問1】児童福祉施設の専門職についての記述である。適切な記述の組み合わせを1つ選びなさい。

A 児童自立支援員は、児童自立支援施設において、触法少年や虞犯少年などの矯正と自立支援を行なう専門職である。
B 児童生活支援員は、児童養護施設において児童の生活指導を担当する任用資格である。
C 児童指導員は、児童福祉施設で児童の生活指導を行なう職員で、保育所や助産施設などを除くほとんどの児童福祉施設で働くことができる。
D 児童の遊びを指導する者は、児童の自主性、社会性および創造性を高め、地域における健全育成活動の助長を図れるように遊びを指導する児童厚生施設の職員である。
E 母子自立支援員は、母子生活支援施設において、母子の生活指導を行なう専門職である。
1:ABE   2:AC   3:BCD   4:CD   5:DE
「答え 4」

【問2】平成10年以降に実施された保育所の規制緩和についての記述である。適切な記述の組み合わせを1つ選びなさい。

A 認可保育所の最低定員が、それまでの40人以上から30人以上に引き下げられた。
B 児童福祉法施行規則が定める常勤保育士の定数を、短時間勤務の保育士で補うことができるようになった。
C 原則として市町村や社会福祉法人に限られていた認可保育所の設置主体の制限が撤廃され、民間企業による保育所設置が可能になった。
D 土地を借りて保育所を設置・運営する際、一定の要イ牛を満たせば、それまで民間からの貸与の場合に必要であった賃借権と地上権の登記が不要になった。
E 調理業務を全面委託した場合に限り、調理室と調理員の設置義務が免除されることになった。
1:ABC   2:AE   3:BCE   4:CD   5:DE
「答え 4」

【問3】次世代育成支援対策推進法の基本理念の(A)~(D)に当てはまる語を、ア~シの語群から選んだ場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

次世代育成支援対策は、父母その他の保護者が子育てについての(A)責任を有するという(B)の下に、家庭その他の場において、子育ての意義についての(C)が深められ、かつ、子育てに伴う(D)が実感されるように配慮して行われなければならない。
ア:責任        イ:知識           ウ:基本的認識
エ:絶対的      オ:第一義的        カ:理解
キ:感動        ク:基本的前提       ケ:認識
コ:主体的      サ:基本的理解       シ:喜び
  A  B  C  D
1 コ ウ イ  ア
2 オ ウ カ  シ
3 エ ク カ  キ
4 コ サ ケ キ
5 オ ク ケ  シ
「答え 2」

【問4】施設とその設置根拠となる法律に関する記述である。正しい記述の組み合わせを1つ選びなさい。

A 市町村保健センターは、母子保健法に規定された施設である。
B 児童家庭支援センターは、母子及び寡婦福祉法に規定された施設である。
C 母子健康センターは、母子保健法に規定された施設である。
D 母子福祉センターは、母子及び寡婦福祉法に規定された施設である。
E 配偶者暴力相談支援センターは、母子保健法に規定された施設である。
1:ABC   2:AD   3:BCD   4:BDE   5:CD
「答え 5」

【問5】ひとり親家庭に対する施策ついての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A 平成15年度から、父子家庭も母子及び寡婦福祉法の明確な対象となっているが、父子家庭には児童扶養手当は支給されない。
B 子育て支援短期利用事業と夜間養護事業は、それぞれショートステイ、トワイライトステイとよばれている。
C 母子家庭等日常生活支援事業は父子家庭にも適用されるが、母子福祉資金は父子家庭には適用されない。
D 児童訪問援助事業は、父子家庭の子どもが気軽に相談できる大学生などを家庭に派遣して、話し相手となったり、学習指導や簡単な家事指導を行なう事業である。
  A  B  C  D
1 ○ × × ×
2 × × ○ ○
3 ○ ○ ○ ×
4 × ○ × ×
5 × ○ × ○
「答え 2」

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