~保育士問題~児童福祉編~
児童福祉に関する「予想問題集①」をまとめています。問題例としては、児童の権利、児童憲章の条文、児童福祉施設、児童の年齢などに関する定義などです。
【問1】児童の権利に関する条約第12条第1項の条文の(A)~(D)に当てはまる語句を、ア~シの語群から選んだ場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
締約国は、自己の意見を形成する能力のある児童がその児童に影響を及ぼすすべての事項について自由に(A)を(B)を確保する。この場合において、児童の(C)は、その児童の年齢及び(D)に従って相応に考慮されるものとする。
ア:意見 イ:理解度 ウ:自己の主張
エ:要求する権利 オ:表明する権利 カ:要求
キ:主張する権利 ク:最善の利益 ケ:成熟度
コ:自己の意思 サ:自己の意見 シ:発達の度合
A B C D
1 ウ エ ク イ
2 サ オ ア ケ
3 サ キ ア シ
4 コ オ ク イ
5 コ キ カ シ
「答え 2」
【問2】児童憲章の条文の一部である。正しい記述の組み合わせを1つ選びなさい。
A すべての児童は、心身ともに健全にうまれ、健やかに育てられ、その生命を保証される。
B すべての児童は、家庭で、正しい愛情と適切なしつけをもって育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる愛情としっけが与えられる。
C すべての児童は、個性と能力に応じて教育され、社会の一員としての責任を自主的に果たすように、みちびかれる。
D すべての児童は、虐待・搾取・干渉その他不当な取扱からまもられる。あやまちをおかした児童は、適切に更正支援される。
E すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不充分な場合に、適切な治療と教育と保護が与えられる。
1:ABE 2:AD 3:BCD 4:CD 5:CE
「答え 5」
【問3】入所措置の権限を児童相談所長が有する児童福祉施設として、正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A:母子生活支援施設 B:第一種自閉症児施設
C:情緒障害児短期治療施設 D:助産施設
E:第二種自閉症児施設
1:ABC 2:AE 3:BCE 4:CD 5:DE
「答え 3」
【問4】平成12年の児童福祉法の一部改正で、支援費支給方式が導入された事業の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A:児童デイサービス事業 B:児童自立生活援助事業
C:障害児相談支援事業 D:児童居宅介護等事業
E:短期入所生活援助事業
1:ABE 2:AD 3:BCD 4:BDE 5:CE
「答え 2」
【問5】法律において定める児童の年齢などに関する定義として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 母子及び寡婦福祉法では、20歳に満たない者を児童という。
B 児童手当法と児童扶養手当法において、児童とは、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者をいう。
C 児童買春・児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律では、児童福祉法と同じく、満18歳に満たない者を児童といい、小学校就学の始期から満18歳に達するまでの者を少年という。
D 児童虐待の防止等に関する法律では、母子保健法と同じく、児童を、満1歳から小学校就学の始期に達するまでの者としている。
E 特別児童扶養手当等の支給に関する法律において、障害児とは、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者又は20歳未満で政令で定める程度の障害の状態にある者をいう。
A B C D E
1 × ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ○ ○
3 × ○ × × ×
4 ○ × × × ×
5 ○ ○ × ○ ○
「答え 4」