児童福祉問題集③【保育士合格への道】

~保育士問題~児童福祉編3~

児童福祉に関する「予想問題集③」をまとめています。問題例としては、子ども・子育て応援プラン、少子化社会対策大綱、児童相談所の業務、児童相談所と市町村との連携、心身障害児のための福祉施策です。

【問1】子ども・子育て応援プランについての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A 子ども・子育て応援プランの正式名称は「少子化社会対策大綱に基づく重点施策の具体的実施計画について」で、少子化社会対策基本法に策定に関する規定がある。
B このプランは、少子化社会対策大綱の4つの重点課題に沿って構成されており、新エンゼルプランと同じく、若者の自立・教育、働き方の見直しなどを含めた幅広い計画になっている。
C 「子どもが健康に育つ社会」「子どもを生み、育てることに喜びを感じることのできる社会」への転換がどのように進んでいるかがわかるように、平成21年度を展望した「目指すべき社会の姿」が掲げられている。
D 保育関係事業の数値目標は、児童福祉法に基づいて作成された市町村行動計画の目標値を踏まえて設定されたものである。
  A  B  C  D
1 ○ ○ × ×
2 × × × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ×
5 ○ ○ ○ ○
「答え 2」

【問2】少子化社会対策大綱の4つの重点課題として、誤ったものを1つ選びなさい。

1 子育ての新たな支え合いと連帯
2 仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し
3 生命の大切さ、家庭の役割等についての理解
4 保育サービス等子育て支援サービスの充実
5 若者の自立とたくましい子どもの育ち
「答え 4」

【問3】児童相談所の業務として、適切なものを1つ選びなさい。

1 児童及び妊産婦の福祉に関し、必要な実情の把握に努めること。
2 児童及びその家庭につき、必要な調査並びに医学的、心理学的、教育学的、社会学的及び精神保健上の判定を行うこと。
3 児童及び妊産婦の福祉に関する事項について、相談に応じ、必要な調査を行い、及び個別的に又は集団的に、必要な指導を行うこと並びにこれらに附随する業務を行うこと。
4 身体に障害のある児童及び疾病により長期にわたり療養を必要とする児童の療育について、指導を行うこと。
5 児童の福祉に関する機関と児童委員との連絡調整を行うとともに、児童委員の活動に対する援助及び協力を行う。
「答え 2」

【問4】児童相談所と市町村との連携についての記述である。適切な記述の組み合わせを1つ選びなさい。

A 児童相談所は、市町村から通報を受け、または援助を求められた場合には、判定会議の検討を経て、必要な相談援助を行なう。
B 市町村が行なう1歳6ヵ月児や3歳児に対する健康診査に対しては、児童相談所は関知しないことになっている。
C 児童相談所は、保育の実施が必要な児童について、市町村に通知することになっている。
D 児童相談所は、市町村が障害児保育事業や障害児通園事業を行なう場合には、必ず判定や相談などを行なうことになっている。
E 児童相談所は、棄児を受理した場合、必要に応じて新たに戸籍を作成するよう市町村に届け出ることになっている。
1:ABE   2:AD   3:BCD   4:BDE   5:CE
「答え 5」

【問5】心身障害児のための福祉施策についての記述である。適切な記述の組み合わせを1つ選びなさい。

A 療育手帳は、知的障害者更正相談所において知的障害であると判定された者に交付され、重度の場合は「A」と表示されている。
B 育成医療の給付は、治療により障害の除去または軽減が期待できない者に対しては行なわれない。
C 知的障害者施設には、満15歳から入所ができる。
D 特別児童扶養手当は、20歳未満の重度または中度の障害児の養育者に支給されるが、外国籍の障害児は除外される。
E 心身障害者扶養共済制度では、保護者の死亡後でなければ、年金の支払いは開始されない。
1:AB   2:AE   3:BC   4:CD   5:DE
「答え 3」

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