~保育士問題~養護原理編2~
養護原理に関する「予想問題集②」をまとめています。問題例としては、児童福祉施設、児童福祉施設最低基準、児童虐待、母子指導員の資格です。
【問1】【1群】の人物と関係が深い、【2群】の児童福祉施設との適切な組み合わせを1つ選びなさい。
【1群】 【2群】
A 留岡幸助 ア 盲ろうあ児施設
B 古河太四郎 イ 児童自立支援施設
C 高木憲次 ウ 知的障害児施設
D 石井亮一 エ 児童養護施設
E 石井十次 オ 肢体不自由児施設
1:A・ウ 2:B・エ 3:C・オ
4:D・ア 5:E・イ
「答え」 3
【問2】児童福祉施設最低基準についての記述である。不適切な記述を1つ選びなさい。
1 児童自立支援施設の児童の居室は、1室あたり定員15人以下、1人あたり3.3m2以上と定められている。
2 児童養護施設には、職員として、児童指導員、嘱託医、保育士、栄養士および調理員を置くことになっている。
3 知的障害児施設の長は、児童指導員および保育士のうち少なくとも1人を児童と起居を共にさせることになっている。
4 第一種自閉症児施設には、医療法に規定する病院として必要な職員のほか、児童指導員および保育士を置かなければならない。
5 情緒障害児短期治療施設における児童自立支援専門員および保育士の総数は、通じておおむね児童5人につき1人以上と定められている。
「答え」 5
【問3】児童虐待についての記述である。不適切な記述を1つ選びなさい。
1 保育士は、児童虐待を受けた児童の自立の支援に関する地方公共団体の施策に協力するよう努めなければならない。
2 児童福祉施設は、児童および保護者に対して、児童虐待の防止のための教育または啓発に努めなければならない。
3 児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、自ら直接、あるいは児童委員などを介して、福祉事務所または児童相談所に通告しなければならない。
4 児童相談所長は、児童の安全の確認および安全の確保に万全を期する観点から、必要に応じて適切に、所轄の警察署長に援助を求めなければならない。
5 刑法の秘密漏示罪やその他の守秘義務に関する法律の規定は、児童虐待の通告義務の遵守を妨げるものではない。
「答え」 2
【問4】次の中から、不適切な記述を1つ選びなさい。
1 地域小規模児童養護施設は、実親が死亡したり、行方不明などで家庭復帰が見込めない子どもを対象とした施設である。
2 児童の権利ノートは、施設に入所する前に配付される、施設生活で守られる子どもの権利などが記載された小冊子である。
3 特別養子制度は、養子と実親との関係を絶って、養親を法律上の唯一の親とする制度である。
4 未成年後見人は、親権者の死亡などのために親権を行なう者がいない未成年の法定代理人である。
5 サービス評価基準は、利用者である子どもと保護者に対して、施設サービスの理念と具体的サービス項目を約束するものである。
「答え」 5
【問5】次の中で、母子指導員の資格があれば職員として働くことができる施設を1つ選びなさい。
1 児童養護施設 2 知的障害児通園施設 3 乳児院
4 児童厚生施設 5 肢体不自由児通園施設
「答え」 4