社会福祉問題集②【保育士合格編】

~保育士問題~社会福祉編2~

社会福祉に関する「予想問題集②」をまとめています。問題例としては、地域福祉、民生委員制度、生活保護法、社会福祉審議会です。

【問1】地域福祉に関する記述である。適切な記述の組み合わせを1つ選びなさい。

A 市町村社会福祉協議会は、地方自治法に地域福祉の推進を目的とする団体として明文化されている。
B 地域福祉の推進には、施設福祉サービスから在宅福祉サービスヘの転換が不可欠である。
C 地域福祉計画では、住民を組織化したり、意識啓発をしていくこともメニューに含まれる。
D 社会福祉法では、市町村が地域福祉計画を策定し、都道府県が地域福祉支援計画を策定するものと規定している。
1:AB   2:AD   3:BC   4:BD   5:CD
「答え 5」

【問2】次の組み合わせのうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 知的障害者福祉ホーム-----第二種社会福祉事業-----支援費制度
2 知的障害児施設-----第一種社会福祉事業-----措置制度
3 特別養護老人ホーム-----第二種社会福祉事業-----介護保険制度
4 認可保育所-----第一種社会福祉事業-----利用契約制度
5 身体障害者更生施設-----第一種社会福祉事業-----措置制度
「答え」 2

【問3】民生委員制度についての記述である。不適切な記述を1つ選びなさい。

1 民生委員制度の前身は、大正7(1918)年に大阪府に創設され、昭和11(1936)年に全国統一の制度となった方面委員制度である。
2 昭和23(1948)年に公布された民生委員法では、民生委員は生活保護受給者などへの指導を行なう名誉職であった。
3 平成12(2000)年の民生委員法の改正により、民生委員は「社会奉仕の精神をもって、常に住民の立場に立って相談に応じ、及び必要な援助を行い、もって社会福祉の増進に努めるもの」となった。
4 民生委員は、市町村に設置された民生委員推薦会が推薦した者に、都道府県知事が地方社会福祉審議会の意見を聴いたうえで委嘱する。
5 平成12(2000)年の民生委員法の改正により、援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供を行なうことも民生委員の職務となった。
「答え」 4

【問4】生活保護法における「保護の原則」に関する記述である。不適切な記述を1つ選びなさい。

1 保護は、要保護者やその扶養義務者、その他の同居の親族の申請に基づいて開始される。
2 保護は、要保護者の年齢や性別、健康状態など、その個人または世帯の必要の相違を考慮して、有効かつ適切に行なわれる。
3 保護は、世帯を単位として、その要否や程度が定められる。
4 保護は、生活に困窮する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することを要件として行なわれる。
5 保護は、厚生労働大臣の定める基準により測定した要保護者の需要を基にして、そのうち、その者の金銭または物品で満たすことのできない不足分を補う程度に行なわれる。
「答え 4」

【問5】社会福祉審議会についての記述である。不適切な記述を1つ選びなさい。

1 地方社会福祉審議会は、児童福祉と精神障害者福祉に関する事項を除く、社会福祉に関する事項を調査審議するために都道府県や政令指定都市、中核市に設置される。
2 都道府県社会福祉審議会は、都道府県知事の監督に属し、35人以内の委員で組織される。
3 厚生労働省には、社会福祉事業の全分野に共通する基本事項などを調査審議するため、中央社会福址審議会が設置されている。
4 政令指定都市は、地方社会福祉審議会に児童福祉に関する事項を調査審議させることができる。
「答え 3」

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