保育士試験~小児保健に関する問題とポイント!

~保育士問題傾向~小児保健編~

保育士試験予想問題「小児保健」、身体発育の評価、子どもの生理機能の特徴、食中毒とその予防、疾病とその予防、事故と安全対策、母子保健と保育に関する重要ポイントをまとめています。

~身体発育の評価~

厚生労働省が全国調査で割り出した、同年齢の子どものなかで、小さいほうから何%目にあたるかを示す値をパーセンタイル値といいます。
【重要ポイント!】
カウプ指数や肥満度の求め方、乳幼児身体発育曲線や幼児身長体重曲線の見方を把握しておきましょう。

~子どもの生理機能の特徴~

①免疫機能
胎児は母体内で抗体IgGを受け継ぐことで、主な感染症に対する免疫を獲得しますが、その効果は生後約半年で薄れます。そして、その後はウィルスなどが体内に侵入することで、そのつど、免疫機能が成熟していき、病気にかかりにくくなります。
【重要ポイント!】
感染症ごとの母子免疫の効果や、およその持続期間などをチェックしておきましょう。
②そのほかの生理機能
乳幼児は、年齢が低いほど、呼吸数や脈拍数が多く、体温や血圧は低めですが、それらは一定ではなく不安定です。また、消化器が未発達なため食物アレルギーを起こしやすい、腎機能が未発達なため脱水症を起こしやすいという特徴があります。
【重要ポイント!】
これらの特徴をふまえた注意点をまとめておきましょう。また、乳児期と幼児期の主な生理機能の正常値をつかんでおきましょう。

~食中毒とその予防~

食中毒の防止には、①食品に菌を付着させない、②菌を増殖させない、③菌を死滅させることが必要です。
【重要ポイント!】
主な食中毒の特徴的な症状、その原因となる食品、予防策などをおさえておきましょう。

~疾病とその予防~

①感染症の概要
日本では、学校保健法施行規則によって「学校において予防すべき伝染病の種類と出席停止期間」の基準が定められています。
【重要ポイント!】
主な感染症の特徴的な症状と原因、潜伏期間、学校で予防すべき伝染病の第2種に分類される感染症の出席停止期間は確実に覚えておきましょう。
②感染症と予防接種
予防接種には、定期接種と任意接種の2種類があり、定期接種には、予防接種法による百日咳、ジフテリア、破傷風、ポリオ、麻疹、風疹、日本脳炎と、結核予防法によるBCGがあります。
【重要ポイント!】
主な予防接種の対象年齢、回数や間隔を把握しておきましょう。そして、予防接種法施行令の改正の動きに注意しましょう。
③感染症以外の病気
子どもの病気は、感染症以外では、アレルギーによるもの、機能の未発達や先天的な異常によるものが多くみられます。
【重要ポイント!】
主な病気の特徴と対処法を整理するとともに、保育所保育指針の第12章「疾病異常等に関する対応」を一読しておきましょう。また、蘇生法のABCを覚えるようにしましょう。

~事故と安全対策~

誤飲は、主に飲食物でない物を誤って飲み込んでしまう事故のことをいい、それによって中毒を起こしたり、食道・胃・腸などが傷つけられたり、気道がふさがれて窒息したりします。
【重要ポイント!】
年齢ごとに発生しやすい主なケガや事故を、その対処法とともにまとめておきましょう。

~母子保健と保育~

日本の母子保健サービスは、保健対策、医療援護対策、基盤整備対策の3つに分類することができます。
【重要ポイント!】
具体的にどのような事業が、どのような目的で行なわれているかをおさえておきましょう。

~インフォメーション~

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~保育士合格への道~

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